2012年1月2日~3日の放射性物質降下量の増加について

ここの所状況が安定していたし、仕事がすごく忙しかったのであまりウオッチしていなかったのですが、心配になる情報が飛び込んできましたので自分のために調べてまとめてみようと思います。

心配になる情報はこちら。

福島での放射性降下物のデータをグラフ化した。確かに異常な上昇と言わざるを得ないだろう。しばらく注意しておくべき。 http://t.co/M272o62xThu Jan 05 04:53:26 via web

風による再浮遊…という説も流れていますが、@yoshiteさんに教えてもらったグラフによると風だけで説明がつくものでもないように思います。

さらにはこんな情報も。

文部科学省が1月6日に発表した福島県、並びに他県のデータを見ると、福島県および関東一円のセシウム降下量は、事故後とほぼ同じぐらいのレベルに達しています。

1平方キロメートルあたり100メガベクレルを超えていて、かなり危険です。逃げる必要はありませんが、マスクをして外出は避けてください。しばらく後に葉物野菜が汚染されます。(データが正しければ)

ソースはこちらのようです。

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確かに2012年1月2日~3日の値の上昇はぞっとするものですね。ちなみにMBq/k㎡は値としてはBq/㎡と同じなので、そのまま比較できます。

福島だけでなく、千葉県千葉市稲毛区での測定データにも12月26~1月4日に検出されています。

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時期的にも一致していることから、何かしらあったと考えるのが自然に思います。

事故後の降下量に関しては以前調べました。

武田教授は「福島県および関東一円のセシウム降下量は、事故後とほぼ同じぐらいのレベルに達しています。」と言ってますが、「事故後とほぼ同じくらいのレベル」というのは本当でしょうか?

データがあり一番降下量が多かった2011年3月21日付近の値を改めて確認してみます。

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さすがにこの頃よりは桁違いに値は少ないです。というかこの時が多すぎたのですが・・・(涙)。

事故後…2011年3月の終わりはこんな感じです。

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2012年1月2日~3日の福島市の降下量が、2011年3月30日頃のさいたま市あたりと同じ程度…という感じですね。「事故後と同じ」という表現は若干ミスリーディングだと思いますが、確かに値が急上昇していていやな感じです。

では、既に降り積もっているものと比較してどうなのか、というと、2011年3月の月間の降下量と比較してみるとよくわかります。

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福島あたりだと、桁が何桁も違う感じですね。2012年1月2日~3日程度の降下量だと、空間線量が変化するレベルまでは至っていないと思いますので、線量計の値では異常は検知されないものと思います。実際に私の手元にあるRD1706では値は変化していません。個人的にはこの程度の値であれば「葉物からまた検出される」というレベルまでは至らないのではとも思いますが福島市の野菜…となるとちょっと危ない気もします。

気になるのは原因ですが・・・。はっきりしたことはわかっていないようです。

原発関連のデータを見ていると個人的に気になるのは3号機。

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時期的に連動しているような気もしますが…?

とりあえず個人的には以下のような感じで理解しました。結局対して新しい知見は無いですが・・・。

  • 降下量が増えているのは公式データで示されている、複数ヶ所で出ているデータなのでおそらく本当だろう。
  • でも、絶対量自体はそんなに多くないので焦る必要は無い。でも、注意。
  • (Twitterでは「あきらかに何かフクイチであったな」と書いてしまったけど)原因は不明。でも、とりあえず気になる人、特に原発に近い地域の人は無駄な被曝を防ぐためにマスクをしてもいいかも。
  • でも、とりあえず様子見で大丈夫そう。値がまた落ち着くまでは毎日状況をチェック。

結果的に何事も無く落ち着きますように・・・。

2012/1/7追記
こちらのTogetterが情報としてよくまとまっていました。