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食材産地判定シートを作成してみました

自分と嫁さんの買い物のお供に、食材産地判定シートを作成してみました。どの食材がどの産地なら買って良いか、買ってよくないかの判断に使おうというものです。すべて西日本の食材でそろえるというのは現実的に難しいのでこのようなものがあると便利だと思います。

せっかくなのでこのブログでも公開してみます。基本的にセシウム134、137の合計で10Bq/Kg以下なら購入可、という基準で作ってみていますがかなり適当ですし、汚染の度合いは一定ではないのでそもそもやろうとしている事に無理があります。さらに完全に無保証です。その点はご了承ください。

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  • (2011/12/07)レイアウトを更新しました。
    • 列を増やして東京、神奈川、山梨、長野、静岡、北海道、西日本を追加しました。
    • その他列を削除しました。
    • 魚介類に関しても○×△で記述するようにしました。
    • 食材の名称を全てカタカナではなく、漢字も使うようにしました。
  • (2012/1/7)項目に「カブ」を増やしました。(嫁さんからの要望。福島で一度40bq程度出てますが、それ以外の地域は大丈夫なようです。)

食べ物がどの程度汚染されているのかを確認する(2011年11月中旬)

毎月行っていた食材の汚染度チェックが主夫生活で忙しかった9月、10月には行えませんでした。11月に入って時間が取れるようになってきたので、改めて確認してみます。そろそろ魚以外はホワイトリスト方式ではなく、ブラックリスト方式で大丈夫な程度になっているのでは?と、期待しての調べものです。

が、久しぶりに見てみたら、ボランティアで情報をまとめて公開してくれているサイトがきちんと動いていないようです。食品の放射能検査データは「データベースサーバの契約に伴う問題が発生しており、復旧にしばらく時間がかかります。 [2011/11/8現在]」ですし、全国の食品の放射能調査データはきちんと最新のデータが入っていないように見えます。日付の表示が間違っているだけかもしれませんが…。

これはちょっと困りました。PDFを追うのも大変ですし、毎日情報を仕入れていなかった期間が長いので感覚もわかりません。でも、他に方法がなさそうなので、報道発表資料|厚生労働省から111月分を追ってみます。以下思った事を箇条書きで。

  • 検出限界(定量下限値?)が0.5/KgBqとか1Bq/Kgとか低い値のものが増えてる!良い傾向。
  • 北海道の水産物はちょっと危ないかな?という印象だったけど、NDのものが多い。
  • 牛肉はかなりNDが多くなったけど、まだ10Bq/Kgを超える汚染が出ている。福島でも、岩手でも、山形でも、富山でも、千葉でも、静岡でも、秋田でも。まだまだ食べられない。
  • 相変わらず牛肉ばっかり計りすぎ!無駄だろ!他の物計ってよー。
  • 茨城あたりの水産物はむしろ私基準で食べられる物の方が少ない。
  • 相変わらずきのこは全然だめ。埼玉県のものもだめ。東日本のきのこが食べられるようになるまでにはいったい何年、何十年かかるのやら…。(そもそも事故前からだめだったという話もあるんだけど。)
  • くりも出てる。食べない方が良い。
  • 福島の汚染がひどいあたりの野菜でも、ほとんどのものはNDになってる。
  • リンゴ、ナシ、キウイフルーツ、銀杏、柿、桃、はちみつ、ゆずあたりは移行係数が高い。汚染されている地域のものは食べられない。
  • 豆はまだ出てる、福島、栃木はアウト。豆は産地が明示されているものを選びたい。
  • 柿は埼玉で5Bq/Kg程度。

と、5日分くらい見て力つきました。やっぱりPDFを直接確認するのは骨が折れますね。DBにまとめてくれる人の存在のありがたさを改めて感じました。というかはじめからせめてExcelファイルで公開してくれればいいのに…。

あたらしく気にしなくちゃいけないのは果物系が結構移行係数が高いというあたりと、埼玉のキノコは避けた方が良いというあたりでしょうか。我が家で購入する際のポリシーを更新しようとおもったけど、サイトが動いていないと厳しいので延期。残念。

航空機モニタリングの結果が追加されました

本日航空機モニタリングの結果に岩手県、静岡県、長野県、山梨県、岐阜県、富山県が追加されました。やっと東日本の大部分の結果が出揃ってきた感じです。

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一番目立つのは上記の空間線量率の図です。これだけを見ると、長野県、静岡県、富山県、岐阜県あたりも汚染箇所がかなりあるように見えます。が、そうではない、というのが注意点です。右下に「本マップには天然核種による空間線量率が含まれています」と記述されているように、西の方のまだらな0.1-0.2のゾーンはほとんどセシウム134,147による汚染ではないということになっています。

そういうわけで、今回の原発事故による汚染状況を確認したい場合には、上記の図よりも以下のセシウム134,147の沈着量の合計の図を見るほうがわかりやすいです。

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ひどい汚染の地域がかなりよくわかる状況になりました。新潟県のあたりは前回の結果からかなり修正が入っているようです(セシウム由来とされていた部分に関して、自然核種由来に変更された部分があります。)。この様子なら青森県、北海道あたりはほぼ影響がなかったことになりそうです。それにしても、風向きの関係でほとんど太平洋側に流れたはずなのにこれだけ広範囲に汚染されているというのはあらためて恐ろしいことです・・・。

ちなみに上記の図では10kBq/㎡以下で色のついていないところからも野生のきのこなどでは暫定基準値すら超えるような値のセシウムが検出されていますので、上記の図だけですべての判断はできないので注意が必要ですね。ただ、移行係数の高くないものに関しては、上記の図で10kBq/㎡以下になっている所であれば大丈夫だろうと私は思います。

また、すでに何度も書いていることですが、自然核種由来であろうと人口核種由来であろうと放射線の危険性に違いがあるわけではないので、外部被曝に関しては同じように評価できると思います。

そうすると、今回の結果から個人的に注目するのは汚染されていた所よりもむしろ汚染されていなかった所です。事故前から自然核種由来の放射線のみで0.2μSv/h程度の線量があった場所がかなり広範囲にあることがわかります。そして東葛ホットスポットにしてもこの程度の値の箇所は結構あり、更に言うとあと2,3年もすれば大部分の場所でその程度のレベルまでは線量が下がるはずです(むしろ濃縮される場所もあるかとは思いますが、全体的に)。そう考えたときに、「どの段階で、どのレベルの外部被曝なら許容して子供たちに外遊びをさせるか」ということの判断が中々難しいですね。もちろん今回の事故由来のセシウムは表土付近や草木に存在しているので空間線量だけで判断されるべきものでも無いのですが。

どのタイミングで子供たちに近所の公園等での外遊びを許可するかというのはかなり悩みそうです。除染が進んでくれればそういう悩みは持たずにすみますが、果たしてそうなるかどうか・・・。

放射能測定、産地公開等に積極的な企業

自宅で食べる食材に関しては公開されている情報を元に産地を選んだり、ネットスーパー、生協などを利用することで放射能汚染を気にする人でもやっていける状況になっていると思います。ですが、加工品、嗜好品、外食等に関しては中々難しい状況です。

そんな中でも放射能測定、産地公開等に積極的な企業が少数ながら存在しています。実質的にはほとんど同じ条件だったとしても個人的にはこういう企業を応援してあげたいと思っています。というわけで、そういう企業の情報を集めてみました。

これで全部というわけではないと思います。他にご存知の方がいればコメント、twitter等で教えてください。どんどん増えていけばいいですね。

食品

雪国まいたけ

テレビCMをかなり打っていたのでご存知の方も多いと思いますが、検査結果を公表しています。検出限界は20Bq/Kgなので、この基準では…という方も多いと思いますし私自身も基準を10Bq/Kgにおいているのでそうなのですが、企業姿勢が良いと思うので、きのこ、もやし等を購入するときには雪国まいたけを選ぶようにしています。嫁さんの出身地の企業なので応援したいという気持ちもあります。

ただ、新潟県南魚沼市のまいたけからセシウム合計12.2Bq/Kgが検出されたこともあり(これってやっぱり雪国まいたけですかねぇ)検出限界値の引き下げが望まれる所です。

 

フジッコ

事故後、結構早い段階から放射能検査を実施しています。検出限界は明記されていませんが、twitter上では2~20Bq/Kgという情報があります。当初、野菜等でもものすごい値が検出されていて、本当に不安になっているときにフジッコの検査の事を知り、それからかなりの頻度でお世話になってます。

 

サンガリア

きちんと検出限界1Bq/Kgで計測して不検出を確認したものを使っているそうです。非常に企業姿勢がいいので応援したい!……のですが、商品が何処で買えるのかがよくわからないという状況です…。

外食

ロイヤルホスト

産地を細かく公開してくれています。さらに店舗ではその日の食材の情報を掲載してくれています。原発の事故を受けて入荷先の変更等も迅速に行ったそうです。人によってOKとするか、NGとするかの判断はわかれると思いますが、きちんと情報を積極的に公開している姿勢に好感が持てます。

ちなみに私の基準ではOKです。

 

かっぱ寿司

産地を細かく公開してくれています。海産物は今現在かなり危険な状態なのですが、かっぱ寿司の使っている食材を見るかぎり、一部北海道、青森あたりで人によって判断が別れる所がありますが、かなり安心できるものが多いと思います。

 

スシロー

かっぱ寿司が産地を公開したのをうけて、後追いで産地を公開しています。かっぱ寿司よりも国産の割合が若干多いようですが、許容範囲のネタも結構多いのではないでしょうか。

 

スーパー

イオン

やっと、業界大手が思い切ってくれました。検出限界10Bq/Kg前後で検査を行い、検出されたものは売らないという国内市場では画期的な内容となっています。まだ始まったばかりで検査品目は非常に少ないのですがきちんとやってくれれば、「イオンで買い物をすれば良い」ということになり、非常に期待できると思います。

さらに、ライバル企業の追従も予想、期待されます。いい方向に行って欲しいです。

 

 

この他にもtwitterの#ngfood, #okfoodあたりのハッシュタグなどを探せば色々と情報はありますが、「積極的に企業が取り組んでいる」というものはあまり見つかりませんでした。取り組む姿勢をきちんと見せてくれる企業はそのぶんのコストもかけているわけで、その結果がコストに見合わなければやる理由はありません。だからこそ、私は「応援したい企業」をよく探し、投票したいと思います。日頃の購買行動も投票と一緒ですから。

放射能測定器レンタルスペース「ベクミル」に行ってきました

前回(今年の新米は安心して食べられるだろうか?)新米の計測を考えていると書きましたが、先日ベクミルに息子(2歳)を連れて計測してきましたので簡単にレポートしておきたいと思います。

予約

予約は予約のページから実施しました。

かなり前から毎日ちょこちょこ覗いていたのですが、1営業日先の分しか予約できず、ずっと予約がいっぱいの状況でした。たまたま3,4コマだけ開いてたので1コマ(1検体分)だけ予約しました。現在は3営業日先まで予約できるようになったので、予約はかなり取りやすくなったようです。

予約をすると、自分の予約状況がマイページから確認できるのですが、実際に予約を実施したPC、ブラウザにCookieでその情報が残されているようで、同じPCの同じブラウザからは自動的に状況が確認できます。別のPCやスマートフォンから予約状況を確認変更するには会員番号と電話番号が必要になります。

この時、私は自分の会員番号をメモしてあったのですが、ログインすることができませんでした。後でわかったことは、会員番号の先頭に私のメモにはZがついていたのですが、本来の会員番号にはZはつきませんでした。私の見間違いかもしれませんが、少々気をつけたほうがいいかもしれません。

準備

予約後には、検体を測定できる状態に準備します。以下のページに準備の方法が書いてありますのでそのとおりに用意すれば大丈夫です。

私はLB2045を予約し、お米を計測しましたので、普通のスーパー等で手に入るビニールの袋に計量カップで350ccを測ってお米をそのまま入れて、うえのほうを輪ゴムで止めておきました。

実際の計測ではこの入れ方で本当にぴったりと収まる感じでした。若干ビニールの上の方がじゃまになる程度。

このあたりの検体の準備はきちんとしておけば当日スムーズなのですが、実際にはサイトの説明をよく読まず、大量に検体を持ち込みその場でなんとかしているケースも多いようでした。でも、やっぱりきちんと準備していきたいところです。

アクセス

実際に予約した時間の15分前程度にベクミルに到着するようにします。15分前に…というのは「サービス概要」の「サービスの流れ」のところに書いてあります。「ご利用案内」の方が色々詳しく書いてあるのですが、そちらには15分前に…ということは書いておらず、ちょっと戸惑いました。

ただ実際には私は20分ちょっと前に着いたのですが、会員証などの発行後、機器が空いていたので予約時間よりも早く計測を開始させてもらいました。他の方も空いてるからもう1検体増やす…というようなことをしていたようで、結構このあたりはフレキシブルにやってくれるようです。時間に余裕があればちょっと早めに行くのがよさそうです。

私は今回は、渋滞したり、駐車場(近所のコインパーキング)が開いていなかったらいやなので電車を利用しましたが見た感じ最寄りのコインパーキングには比較的空きがありました。平日昼間の話なので、休日だとわかりませんけれども・・・。

場所は看板があるのですぐにわかりました。外からはまったく中は見えないのですが、中は白を基調とした清潔感ある所で決して広くはないものの、良い感じでした。スタッフのかたは3名いらっしゃいました。

計測

会員登録をし、注意事項等の説明があった後で、検体をマンネリ容器に詰めたり、その後計測をしたりします。このあたりは全部スタッフの方が教えてくれるのでそのとおりにやるだけです。スタッフのかたにやり方を聞いて自分でやる・・・というよりは、一つ一つ教えてもらって、都度操作する感じです。どのボタンを押すのかまで教えてくれるので、とくに操作方法の心配はしなくて大丈夫です。(逆に自分で色々設定を見てみたい…というようなことは難しそうに思いました。)

どういう設定になっているのか、どういう計測モードなのか等の説明は特にありませんでした。計測が開始されると別途タイマーもセットされ、時間までは単純に待つことになります。LB2045の場合、計測結果はリアルタイムで液晶に表示されるので、見ていて結構楽しめました。が、やはり何か時間つぶしの道具は持っていったほうがいいように思います。

私の場合は2歳の息子を連れていっていたので、その面倒を見てました。子供用にも小さいながらもスペースがあり、ブロックで遊んだり、ちょっとしたパズルをしたりできます。

椅子とテーブルも複数あるので、座って検出限界以下(10Bq/Kg以下)の飲み物を自販機で買って飲んだりできます。Xbox360もおいてあったのでゲームでも遊ぼうと思えば遊べるっぽかったです。(その時にはだれもやっていませんでしたが。)

結果が出たら、結果の画面をデジカメ等で撮影できます。おそらく途中経過も撮影していいと思います。

オプションサービス2: 測定結果写真の印刷 1枚 200円(ポイントはご利用頂けません。)

と、サイトに書いてあったので、お金を払わないと結果の記録はできないのかと思っていたのですが、その場ですぐに写真印刷までしてくれるサービスが有料であるだけでした。

結果

私が計測したのはお義父さんが作ってくれているお米。以下の結果が出ました。

計測終了。不検出でした。わかってたけどよかった!!安心!!

予想通り、検出限界(10Bq/Kg)以下という結果になりました。スペクトル的にもほぼγ線は検出されておらず良い感じです。

結果の見方については以下の記事が非常に参考になります。

自分自身での計測状況や各種公開されている情報から考えて検出限界であることはほぼ間違い無いとはおもっていたものの、やはりこうやって自分の手で計測して、自分の目で結果を確認すると非常に安心することができました。計測して本当に良かったです。

感想

自分が食べる食材の放射能検査はやる必要があり、最悪、自分で計測機器を購入するくらいのつもりでした。それが、このようなレンタルスペースで、安価に計測できるようになり非常に助かりました。本当にありがたいです。

自分で購入、メンテナンスすることを思えば、1検体3980円というのは非常に安価だと思います。

ただ、一方で、ポイントとなる食材だけ自分でいくつか計測できればいいので、ベクミルさんのお世話に何度かなってしまえばそれで事足りてしまいます。逆にベクミルさんがどれだけ事業として継続性をもってやっていってもらえるだろうか、というのが心配になってしまいました。是非5年、10年利益をあげつつ継続してもらいたいところです。場合によってはお手伝いもしたいな…なんてことを思いました。

べくミルさん、是非引き続き頑張ってもらいたいと思います。