(独)日本原子力研究開発機構 小林氏と小出氏の対談

(独)日本原子力研究開発機構の小林氏と小出氏の対談の書き起しを読みました。 

 

<対談>小林 泰彦VS小出裕章1/19千葉県柏市「東葛から問う」・千葉の汚染(内容書き出し) – みんな楽しくHappy♡がいい♪




私は色々悩んだあげくに松戸市に小さい子供達と共に家族で暮らし続けることを選択した人間です。そして小出氏の言う事に共感する人間です。この対談の中で小林氏の言う事は科学的に正しいのだと思いますし、現実的だと思います。また、このような場に出てくるのですから本当に誠実な方なのだと思います。

我が家は今年に入ってから、事故後ずっと避けていた公園遊びを解禁しました(※私が連れて行かなかっただけで、子供達はしばらく前から自主的に遊びに行く事も何度かあったようですが)。急激に線量が下がる時期はそろそろ終わりですし、除染され、この時期になっても解禁気になれないのであればそもそも松戸には住めないという判断になると思いましたので、この事自体はずいぶん早くから決めてましたし、そこまでは我慢してました。久しぶりに公園で遊ぶのは気分がよく、清々しい気持ちになりました。食べ物に気をつけてもらうのは無理の無い範囲で続けてもらっていますし、小学校、幼稚園でも気を使い続けてくれているようです。

ところで、我が家の近所の家では先日も松戸市の自宅除染があり、高いところではこの時期になってもまだ1μSv/hの値が出ていたそうです。

これから先も緩やかに気にしつつ暮らしていくことになると思います。

食べ物がどの程度汚染されているのかを確認する(2012年7月)

ずいぶん久しぶりに、食べ物の汚染状況を確認してみました。大枠の方針は変更の必要なしと思っており、だからこそ細かく毎月チェックするのをやめているのですが、さて、どうでしょう。

汚染されているもの

以下は「緊急情報|厚生労働省」にて公開されている平成24年6月分の結果から私が気になったものを抜き出したものです。

78 岩手県 タラ H24.6.1 54.8
68 岩手県 クロソイ H24.5.31 400
98 宮城県 ヒラメ H24.5.31 26
17,687 福島県 シロメバル H24.6.26 1700
4,666 岩手県 乾シイタケ H24.6.5 1400
4,366 福島県 ツキノワグマ肉 H24.6.6 420
13,173 福島県 ウナギ H24.6.19 390
8,698 福島県 桑茶のほうじ茶 H24.6.13 340
18,534 宮城県 タケノコ H24.6.28 330
8,825 栃木県 イワナ H24.6.14 150
835 宮城県 牛肉 H24.5.19 65.1
18,455 福島県 豆菓子 H24.6.27 48
13,375 栃木県 ウメ H24.6.21 42
6,419 東京都 アシタバ H24.6.11 26.2
6,088 福島県 ハチミツ H24.6.8 23

個人的感想

確認したところやはり傾向は以前とかわっていない感じでした。これからも長期間確実に汚染され続けるのはやはり太平洋側の海のものですね。福島での漁も再開されたようですが、まだ採ることができない種類も多く、その傾向は今後まだまだ続くものと思われます。

また、シイタケはやはりまだまだダメですね。これも今後もずっと続くものと思われます……。というか、チェルノブイリ事故の影響で3.11以前からやばい数値だったのでそもそも生きてるうちは…という感じではありますが…。

今回確認してかなり変化があったのはやはり牛肉ですね。以前はちらほらと高い汚染度のものがコンスタントに出てしまっていましたが、今回確認した範囲ではかなり汚染度は下がってきているようです。おそらくかなり酪農家のみなさんが苦労して対処してくれているのだと思います。そろそろ和牛に関しても産地によっては食べてもよいように思います。(そもそも和牛自体高いからなかなか食べられないのですが)

麦はどうか

麦が結構汚染されている…という情報をネットで見かけました。たしかにそれはありうるだろうと思うので調べてみます。

14,329 千葉県 千葉市 小麦 H24.6.22 <6.4
14,330 千葉県 成田市 小麦 H24.6.22 <5.5
14,331 千葉県 神崎町 小麦 H24.6.22 <3.3
14,332 千葉県 東庄町 小麦 H24.6.22 <3.5
17,870 茨城県 五霞町 小麦 H24.6.28 <3.8
18,796 埼玉県 熊谷市 小麦 H24.6.27 <3.5
18,797 埼玉県 熊谷市 小麦 H24.6.27 <3.6
18,798 埼玉県 熊谷市 小麦 H24.6.27 <3.2
18,831 千葉県 我孫子市 小麦 H24.6.29 <4.2
18,832 千葉県 我孫子市 小麦 H24.6.29 2.5
18,833 千葉県 我孫子市 小麦 H24.6.29 <4.5
18,838 千葉県 香取市 小麦 H24.6.29 <4.0
19,806 岐阜県 海津市 小麦 H24.6.28 <25

とりあえず、2012年6月のデータでは大した汚染は無いようです。5月も調べてみましたが、1件もヒットしませんでした。小麦の収穫はこれからというところのようです。

ネットで検索すると以下のあたりがヒットします。

小麦の国産と外国産の割合等に関してはこちらの資料が非常に参考になります。
www.maff.go.jp/primaff/meeting/kaisai/pdf/110621.pdf

  • 需要量の86%が外国産小麦の輸入。残りの14%が国内産。
  • 国内産小麦の6割は北海道産。
1年間はかなり検出されてましたが、今年に関しては去年より汚染は落ち着いているようです。基本国産の小麦を使っている場合は北海道が多く、さらに表示もされているようでもありますし、あまり気にしなくて大丈夫そうです。

もっと大きな視点で見るとどうか

ここまでは、検査された中で値が検出されているところを注視しています。事故からかなり期間がたってますので、もう少し大きな視点でも見てみます。こういうのはやはり早野先生のTweetが参考になります。

 

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また、東京都の流通品の検査結果もほとんどのものが不検出になっています。

全体として

全体的には食品汚染は当初のヨウ素がバンバン検出されていたり、きちんと対策されず牛肉等から高濃度のものが検出されていた時期とは全く状況がわかってきており、陸のものに関してはもうあまり気にしなくてもいいものが多くなってきてます。

事故当初が一番危険でその後どんどんほおっておいても安全になってきており、さらに検査の結果かなり食品の汚染は低いことがきちんとわかってきている状況だと思います。

ただし、海のものは引き続き注意が必要。

理解したうえで、気にしている人でもそろそろたまの外食くらいは気にせず食べてもいいでしょうね、という感じになってると思います。我が家も外食は結構するようになってます。シイタケ、(日本近海の太平洋側の)魚、お米は外食でもかなり避けてますけれども。

あとはお米ですね。今年は去年よりも汚染度がほおっておいてもある程度下がってますし、一応基準値も下がってますし、農家のみなさんが低減措置をある程度とってくれていてさらにそれよりも値が下がることを期待します。そうなれば食べ物に関してはシイタケと魚だけ気にしておけばいいくらいになりそうな気がします。

松戸の未来を取り戻す会(MMT)「未来を一緒に話す時間~放射能をパパ.ママ.市民で考える会~」

先日馬橋市民センターにて)「未来を一緒に話す時間~放射能をパパ.ママ.市民で考える会~」が開かれました。私はMMTメンバーでありながら準備も手伝わず、当日も不参加でした。メンバーのみなさんには申し訳なく思いますが、現在の私の家族構成等からするとなかなか参加も難しく、歯がゆい思いをしています。

Toggerterにて当日の内容のまとめが掲載されていますので、紹介します。

(2012/6/24) 松戸の未来を取り戻す会(MMT)「未来を一緒に話す時間~放射能をパパ.ママ.市民で考える会~」 – Togetter

小学校の給食の放射能対策はなかなかいい感じでした(嬉)!

娘の小学校からきゅうしょくだよりのプリントが来ました。その中に24年度の放射能対策について記述があり、かなりいい感じで嬉しくなりました。小学校ごとにまちまちの対策らしいのですが、これなら私でも安心できる…という内容でした。

以下、概要です。

  • 松戸市の対応についての紹介
  • 千葉県の対応についての紹介
    • 検出限界 0.6Bq/Kgの検査で4日間分がすべて不検出だったことの報告
  • 産地について
    • 豚肉は岩手産および九州産
    • 鶏肉は岩手産
    • 鯵はオランダ産
    • さばはノルウェイ産
    • 鮭はアメリカ産
    • さんまは震災前の冷凍もの
    • ししゃもはカナダ産
    • ちりめんじゃこは愛知産
    • わかさぎはカナダ産
    • たけのこは九州産
    • 干ししいたけは九州産
    • 牛乳は1.2Bq/Kg以下(検出限界か定量限界かは不明)
    • お米は秋田県産のあきたこまち

こういったものをもらうのははじめてですが、抑えるべきポイントを押さえてあり、かなり好印象です。担当の人はだれなんでしょう。お礼を言いたいです。

【仮称】松戸市放射能対策総合計画(案)についてのタウンミーティングに参加してきました

先日、松戸市のタウンミーティング(【仮称】松戸市放射能対策総合計画(案)についてのタウンミーティング)に参加してきました。私が参加したのは3回目の小金市民センターで開催されたものです。自宅から1番近い開催場所です。近所の情報や温度感がわかるだろうと思ったので平日開催でしたが午後半休を取得して参加してきました。

松戸市側は市長を含めて30人程度の人数、市民側は開始時は10名程度の参加者でした。松戸市は同じ説明を何度も何度も色々とな会場で行っているわけで、力をいれているな、という印象です。もっとも全く発言しないでただそこにいるだけの人も多数いるので、少々微妙な感じがしないでもないのですが。

市民側が平日の3回目の開催で10人程度の参加というのは「まぁこんなものだろうな」という感覚です。意外だったのはおもったよりも年配の方の参加者が多く、しかも色々と勉強されていたり実際に計測して実情をよく把握していたりしている方が多かったことです。ネット上でそういう方はほぼ見かけなかったのでおそらくネット上での情報発信はされていないのではないかと思うのですがそういう層の方が結構いらっしゃるというのは言われてみれば当たり前なのですが、あまり意識していませんでした。町内会で線量計を購入計測していたり、クリーンデイでの具体的な対象方法(側溝の汚泥などの比較的高線量の汚泥の扱いについて等)を確認されている方もいました。

私は思えば放射能汚染問題についてはお年を召した方と協力しようなどと思ったことはなかったのですが地域の活動や市政に関するようなことであればそういった層の方とうまく協力関係を築くことがやはり重要なのだろうなと改めて。選挙の投票率の関係で老人優遇政策であるわけでやはり政治的なところは年配の方をうまくとりこまないと・・・。

ミーティングの内容自体は45分程度計画の説明、45分程度質疑応答という感じでした。はじめの説明に関しては事前にきちんと資料を読んでいれば理解済みの事ばかりであり特に参加して話を聞く必要はなかったというのが私の感想です。もちろん担当の方の人となりが見られたりという面での意味はありましたが。

後半の質疑応答では色々と質問がでた…というよりは、言いたいことのある人が言いたいこと(文句含む)を言ったという感じでした。個人的には「聞かなくても答えがわかるようなことばかり」で時間がもったいないと感じてしまうやりとりが多かったです。中には当日の資料とは別のものについてそこに書かれている意味がわからないという話をされるような方もいたりしました。うーん、と思う一方で、やはり問題をきちんと理解するということは難しいのだなとあらためて思いました。私みたいに必死に情報をかき集めて勉強している人ばかりではないですし、ましてやネットを使っていないお年寄りとなれば仕方のないことだと思います。もっともネットを中途半端に使ってデマ情報に踊らされてばかりいる人よりはずいぶんましかとも思いますが…。

市の広報の方なども来ていましたが市の側としても情報の伝え方には相当苦慮しているようで、当日のやりとりを聞いているだけでも相当の苦労が伝わってきました。Twitterの中の人(であろう人)もいらっしゃいました。誠実そうな方でした。いつもお疲れ様です…。

計画の内容について私の理解としては結局のところ「0.23μSv/hを下回ればOK」という考え方のようです。

個人的には「コンクリート、アスファルトなどはもう除染しても削らない限りたいして線量落ちないのだからせめてやればできる土に関してはできるところまでやってほしい。それができないならボランティアでできるんだからやりたい人にやらせてほしい。」という考え方なのですがやはりそういう風にする気は全く無いようでした。

以下私の質問とその回答の概要です。(記憶やミーティング後の個人的に話をしたものも含めて書いているので質疑応答のやりとりそのものではないです。)

  • 0.23μSv/hという目標値があるが、コンクリートなど除染しても下がらないところもあるし、下げられる場所に関してはもっとやるべきだと思う。ボランティアでも重機まで使えるしきちんと埋めれば0.1μSv/h以下にもなっている。実際に除染が始まった学校や公園などでは土を削っているようだし0.23μSv/hよりも下がっているのではないか。どのような値になっているか。
    • たしかに下がっているはずだが、今手元に資料がない。後日きちんと公開する。
  • 学校、公園等を市民のボランティアが除染することはできないか。やらせてもらえないか。
    • 落ち葉集めなどの簡単な作業であればすでに普段からやってもらっている。除染は特別なことなので業者も特別講習を受けていないと作業できない。市民のかたにやってもらうことは考えていない。
    • 土を削るところまでは結構簡単にできるが、その後の埋めるところが難しい。
    • 市でやるので任せてほしい。
  • 個人で除染をするなどして出た土を土嚢袋などに入れて集めているところが0.23μSv/hを超えるなど、土を集めた結果線量が高くなっており、敷地の関係で埋められないようなところはどのような扱いになるか。
    • 保管場所が確保できれば市が回収する。場所の確保に関しては現段階でなんとも言えない。

予想通りの答えですね。ま、仕方がない。松戸市としてはこのあたりが限度だろうしこれでもずいぶん頑張ってくれている方だと思います。お隣の柏市がうらやましいですがこれでもまだまし、これよりもずっと悪い対応になる可能性だって濃厚にあったのだから…と思います。

さて、小学校などに関しては0.23μSv/h以上のところがあれば繰り返し除染する、ということになってますし、除染の結果として放射性物質が集まって0.23μSv/h以上になったところも市の除染対象になる、ということでしょうから、事実上「勝手に除染して出たものを集めると市が面倒を見てくれる」ことになっていると思います。以下は妄想でありまさか実行するわけないですが、ゲリラ的に学校、公園で除染をして出た土を集めておけばあとは市が始末してくれるということですねぇきっと・・・。

#市の除染の結果の値しだいかな、ぶつぶつ・・・

Inside Japan’s Nuclear Meltdown

Watch Inside Japan’s Nuclear Meltdown on PBS. See more from FRONTLINE.

震災、原発事故から約1年。改めて当時の状況を上記の番組を見ながら思い出し、背筋が凍る思いがします。1年前PCの前でガクガク震えが止まらなかったのを思い出します。当時の日本のTVが伝えていたことと現実との乖離を日本人はよく理解し、記憶しておくべきだと思います。

放射能汚染への向き合いかたが新しいフェーズに入ってきたと感じる

放射能で汚染されてからかなり時間がたちました。当初、新聞にまでデマと書かれた東葛地域の汚染もきちんと国にも認定され、松戸市もやっと大規模な除染に踏み切ります

食品の汚染についても、当初の直接のフォールアウトによる非常に高濃度な汚染がバンバン検出される時期もありましたが、土壌汚染から移行する時期に変わり、作物も1年近い時期を経ることで、どこでつくられた何が危ないのか、何が危なくないのかがわかるようになってきました。さらに、実際の食卓に対しての高精度の調査が行われることで、私たちが実際に受ける被曝の量がかなり具体的にわかるようになってきました。

当初、私は「外部被曝は許容可能な範囲。内部被曝はかなりリスクが高いのでそうとう気をつける必要がある。」と考えていましたが、色々勉強して知識をつけたり、実際の状況が変化したり、わかってきた今では以下のように考えています。

  • 内部被曝は極端にリスクの高い(移行係数の高い)ものを避ければほぼ大丈夫。( 「福島で空間線量が高い地域で農家をしていて米も野菜もほぼ自家製できちんと検査していない」とか「東日本でとれた魚を毎日骨まで食べてる」ということが無ければ)
  • 外部被曝の方が相対的に影響が大きいが、でもそれは許容範囲内。

今後しばらくは以下の行動方針でいこうと思います。

  • 日常の食材は、ストレスにならない範囲で産地を選ぶ。 嫁さんに選んでもらう。
  • 外食はそれなりにする。ただし、危険食材は避ける。
  • 特別な機会でメニューも選べないような時もたまにあるけど、その時は何も気にせずに食べる。楽しむ。
  • 雨樋の下や側溝など高濃度に放射能が溜まっている場所を知り、それは避ける。子どもたちを近づけない。
  • 外遊びは松戸市の除染が終わるまではまだ極力避ける。幼稚園や小学校、除染済みの場所に関しては制限を設けない。

まだたまに心配なこともあり、チェックはつねにし続けなくてはいけないのですが、ひとまず不安を感じすぎないで毎日過ごせるようになってきたと思っています。

避けるべき危険食材

避けるべき危険食材は以下のように考えています。

これは人によって全然異なるリストになると思います。それぞれの人がぞれぞれの価値観でリストを作成すべきと思います。

松戸市からRadiを借りてRD1706と比較してみました

先日松戸市からRadiを借りました。RD1706では自宅内の値が低すぎて場所によりきちんと計測できていないと思われたので、その確認が主な目的です。

予約

予約は047-704-3987(平日の午前8時30分から午後5時まで)に電話しました。貸出予約受付の初日に電話したのでかなりつながりにくかったです。でも、今ならきっとそんなこともなくつながるものと思います。

平日なら近くの支所で借りられるのですが、土日しか時間が取れないので市役所本庁での貸し出し、返却となりました。

計測、比較

色々用事があって計測時間はほとんど取れなかったので、自宅内のいつも計測している場所でのみ簡単に並べて計測してみました。

以下はいつもRD1706で0.09~0.15程度の値が出る場所(1階リビング)での比較です。

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Radiでは0.09程度の値で安定していましたが、RD1706の値はいつも通りかなりふらつきます。巷で言われている通り、「0.1以下ではきちんと測れない」状態であることが確認できました。

 

以下は1階よりも線量の高い2階のさらに2段ベッドの上の段です。

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RD1706では0.15~0.18程度が表示される場所でRadiでは0.17程度で安定していました。このくらいの値であればRD1706でもそれなりに計測できていることにしていいように感じました。

 

一方以下は2段ベッドの下の段。

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基本的にRadiの方が低い値が出るのかと思ってましたが、瞬間的にはRadiの方が高い値がでることもありました。最も、同じ場所で以下のような値の関係になるときも。

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やはり、RD1706の値は平均化されているとはいえ、さらにそれを平均化して値を読み取る必要があるようです。

感想

今回Radiを借りて比較してみて以下のように思いました。

  • 線量計をかしてくれる松戸市に感謝。やっぱりありがたいです。
  • Radiの「10秒更新、過去60秒の平均」の表示はRD1706に慣れている身としては非常に快適。でも、「もっと反応速度が早ければもっと快適なんだろうな」と感じる。
  • RD1706は並べて比較するとRadiの良さが目立ってしまうけど、価格性能比を考えれば優秀だとあらためて感じる。
  • RD1706でも、表示の癖を理解して使えば十分に使える。でも、低い線量を図る場合にはやっぱり性能不足。

1階の線量に関しては0.1μSv/hを下回っていることが確認できてよかったです。2階の線量は高めですが、まぁ、この程度なら一応大丈夫だろうと思える程度にまで下がってきました。あと1年くらいは目に見える形でまだ値が低下するのでそれが待ち遠しいです。

2012年1月2日~3日の放射性物質降下量の増加について

ここの所状況が安定していたし、仕事がすごく忙しかったのであまりウオッチしていなかったのですが、心配になる情報が飛び込んできましたので自分のために調べてまとめてみようと思います。

心配になる情報はこちら。

福島での放射性降下物のデータをグラフ化した。確かに異常な上昇と言わざるを得ないだろう。しばらく注意しておくべき。 http://t.co/M272o62xThu Jan 05 04:53:26 via web

風による再浮遊…という説も流れていますが、@yoshiteさんに教えてもらったグラフによると風だけで説明がつくものでもないように思います。

さらにはこんな情報も。

文部科学省が1月6日に発表した福島県、並びに他県のデータを見ると、福島県および関東一円のセシウム降下量は、事故後とほぼ同じぐらいのレベルに達しています。

1平方キロメートルあたり100メガベクレルを超えていて、かなり危険です。逃げる必要はありませんが、マスクをして外出は避けてください。しばらく後に葉物野菜が汚染されます。(データが正しければ)

ソースはこちらのようです。

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確かに2012年1月2日~3日の値の上昇はぞっとするものですね。ちなみにMBq/k㎡は値としてはBq/㎡と同じなので、そのまま比較できます。

福島だけでなく、千葉県千葉市稲毛区での測定データにも12月26~1月4日に検出されています。

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時期的にも一致していることから、何かしらあったと考えるのが自然に思います。

事故後の降下量に関しては以前調べました。

武田教授は「福島県および関東一円のセシウム降下量は、事故後とほぼ同じぐらいのレベルに達しています。」と言ってますが、「事故後とほぼ同じくらいのレベル」というのは本当でしょうか?

データがあり一番降下量が多かった2011年3月21日付近の値を改めて確認してみます。

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さすがにこの頃よりは桁違いに値は少ないです。というかこの時が多すぎたのですが・・・(涙)。

事故後…2011年3月の終わりはこんな感じです。

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2012年1月2日~3日の福島市の降下量が、2011年3月30日頃のさいたま市あたりと同じ程度…という感じですね。「事故後と同じ」という表現は若干ミスリーディングだと思いますが、確かに値が急上昇していていやな感じです。

では、既に降り積もっているものと比較してどうなのか、というと、2011年3月の月間の降下量と比較してみるとよくわかります。

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福島あたりだと、桁が何桁も違う感じですね。2012年1月2日~3日程度の降下量だと、空間線量が変化するレベルまでは至っていないと思いますので、線量計の値では異常は検知されないものと思います。実際に私の手元にあるRD1706では値は変化していません。個人的にはこの程度の値であれば「葉物からまた検出される」というレベルまでは至らないのではとも思いますが福島市の野菜…となるとちょっと危ない気もします。

気になるのは原因ですが・・・。はっきりしたことはわかっていないようです。

原発関連のデータを見ていると個人的に気になるのは3号機。

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時期的に連動しているような気もしますが…?

とりあえず個人的には以下のような感じで理解しました。結局対して新しい知見は無いですが・・・。

  • 降下量が増えているのは公式データで示されている、複数ヶ所で出ているデータなのでおそらく本当だろう。
  • でも、絶対量自体はそんなに多くないので焦る必要は無い。でも、注意。
  • (Twitterでは「あきらかに何かフクイチであったな」と書いてしまったけど)原因は不明。でも、とりあえず気になる人、特に原発に近い地域の人は無駄な被曝を防ぐためにマスクをしてもいいかも。
  • でも、とりあえず様子見で大丈夫そう。値がまた落ち着くまでは毎日状況をチェック。

結果的に何事も無く落ち着きますように・・・。

2012/1/7追記
こちらのTogetterが情報としてよくまとまっていました。

3件のコメント

食材産地判定シートを作成してみました

自分と嫁さんの買い物のお供に、食材産地判定シートを作成してみました。どの食材がどの産地なら買って良いか、買ってよくないかの判断に使おうというものです。すべて西日本の食材でそろえるというのは現実的に難しいのでこのようなものがあると便利だと思います。

せっかくなのでこのブログでも公開してみます。基本的にセシウム134、137の合計で10Bq/Kg以下なら購入可、という基準で作ってみていますがかなり適当ですし、汚染の度合いは一定ではないのでそもそもやろうとしている事に無理があります。さらに完全に無保証です。その点はご了承ください。

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  • (2011/12/07)レイアウトを更新しました。
    • 列を増やして東京、神奈川、山梨、長野、静岡、北海道、西日本を追加しました。
    • その他列を削除しました。
    • 魚介類に関しても○×△で記述するようにしました。
    • 食材の名称を全てカタカナではなく、漢字も使うようにしました。
  • (2012/1/7)項目に「カブ」を増やしました。(嫁さんからの要望。福島で一度40bq程度出てますが、それ以外の地域は大丈夫なようです。)